せっかく振袖を着るなら髪型もこだわりたい!髪型選びのポイントとは
振袖は未婚女性の第一礼装であるため、帯や小物類にもこだわりを持つ人が少なくありません。そして髪型にもこだわりが強く、より美しくあでやかに仕上げたいという思いがあります。今回は、振袖を着た時の髪型選びのポイントについてご紹介していきます。これから振袖を着る予定があり、髪型に迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
振袖に合わせた髪色を選ぼう
髪型を振袖に合わせるには、髪色と髪型がポイントになります。それでは髪色の決め方を見ていきましょう。
■ブラック
比較的ハッキリとした赤や黒の振袖には黒髪がマッチし「これぞ和装!」というイメージになります。かつて黒髪は日本美人の代名詞でもあり、ロングの黒髪に憧れる人も多いです。生の花を髪飾りにすれば、より清楚感が出るでしょう。
■ブラウン系
やわらかい色合いの振袖には、ブラウン系の髪色が似合います。ピンクやパープル、イエローなど淡い色合いの着物にもよくマッチします。ダークブラウンはどんな色の振袖にも合わせられるので、万能であると言えます。あまり赤っぽくせず、落ち着いた感じが好まれます。
■振袖の色に合わせる
少し冒険をして着物の色に合わせてみるのもよいかもしれません。全体的ではなく、メッシュを入れると華やかなイメージになります。あくまで振袖が主役なので、髪色が目立ち過ぎるのはよくありません。
髪型選びのポイントとは?
振袖に合わせて、それなりに華やかにする方がよいでしょう。それではどのような髪型が適しているのでしょうか?ポイントを探っていきましょう。
■着物のイメージに合わせる
振袖の色柄はさまざまで、刺繍や箔を施したものが少なくありません。そのようなきらびやかであざやかな振袖には、やはり華やかな髪型が適しています。また最近はレトロブームなので、古典柄の振袖も人気を集めています。古典柄の振袖は、レトロ感を出しつつ現代風にアレンジされています。髪型は、落ち着いた中にも艶やかさがあるような雰囲気に仕上げましょう。
■顔の形に合わせる
雑誌などで好みの髪型を見つけても、必ずしも自分に似合うかどうか分かりません。例えば面長な人は、ボリューム感のある髪型が似合うとされています。丸顔の人は幼いイメージがあるため、可愛い髪型が適しています。またベース型の人は、顔が大きく見えがちなのでボリューム感を抑えた髪型がよいでしょう。
おすすめのアレンジ方法
振袖はそう何度も着ることができないので、思いっきりおしゃれを楽しみたいものです。髪型もアップにして髪飾りをつけるだけでなく、少しアレンジすればより素敵に変身できます。
■編み込みをする
編み込みは髪が短くても長くてもできるので、人気があるアレンジの一つです。サイドを編み込んだり、ワンポイントとして編み込むとおしゃれ感がアップします。大きめの髪飾りをつけることで、より華やかになります。
■アップにする
うなじをみせるアップスタイルは、着物を着た時の定番のスタイルです。今はうなじを見せないスタイルも多く、あえてうなじを見せない髪型も増えています。個性的なスタイルも多いですが、やはりアップスタイルはとても着物に馴染みます。髪の長さによってアレンジも変わってくるため、自分好みの髪型をリサーチしておきましょう。ショートヘアでも髪飾りなどで華やかにし、振袖に合ったイメージに仕上げることができます。振袖とコーディネートする小物類(バッグ、草履など)も、髪とのバランスが大事です。
せっかく振袖を着るならという思いは、そう何度も着られる着物ではないからでしょう。着物の種類はたくさんあって、式典など行事によって相応しい着物があります。けれど振袖は未婚の女性しか着られないというルールがあるため、女性は振袖への思いが強いようです。晴れの舞台であでやかな振袖に合った髪型をするのは憧れでもあり、最高に幸せな瞬間です。洋服を着た時にはできないような髪型に挑戦できるのも、着物という衣装だからこそです。