成人式で着用する振袖を早めに準備するべき理由について解説!
成人式の準備は予想以上に時間がかかってしまうもの。なかでも、普段着用する機会のない振袖選びはとくに時間がかかるといえるでしょう。計画的に準備をすすめていかなければ、「いつのまにか予約が終了していた」と焦ることになるかもしれません。今回、振袖を早めに準備する理由と、具体的な準備の流れについて解説します。
成人式準備の具体的な流れ
具体的にイメージしやすいように、高校に進学しているとして準備の流れを解説します。成人式の2年半前から行動を起す人がいることを、念頭においておきましょう。
■高校3年夏ごろ
どんな振袖・ヘアセットがよいかを考え始めましょう。成人式の2年半前ごろから、新しいデザイン・トレンド・カラーが盛り込まれた新作振袖が発表され始めます。ネットカタログや店舗で、振袖の情報収集を始めるとよいです。また、7月・8月ごろから予約が開始されるため、できる限り早めに検討することをおすすめします。
■高校卒業
新作振袖や前撮り・ヘアセットの予約に空きがある状態です。しかし、注意すべきは1月から3月にかけて、一度目の人気予約時期が訪れるということ。この頃から予約が増えるため、希望がある場合は予約の完了をおすすめします。
■成人式の1年半前(7月8月ごろ)
新規振袖の予約受付が終了する時期です。この時期を逃すと新規振袖を予約することができなくなるため、注意しましょう。また、二度目の人気予約時期でもあります。
■成人式の1年前(1月ごろ)
大半の早期予約が終了します。早期予約特典などお得な予約ができるのも、1年前までです。ヘアセットや着付けの枠が埋まっていたりすることも多い時期といえます。自分の希望に沿った振袖やスケジュールにしたいのであれば、この時期での予約は少し遅いといえるでしょう。
■成人式の半年前(8月・9月ごろ)
予約は可能であるものの、希望に沿った振袖やヘアセット・着付けの予約は、すでに埋まっているといってよいでしょう。遅くてもこの時期には、成人式の準備をすべて行っておきたいものです。
成人式準備で人気の予約時期
人気の予約時期は2回訪れます。前述したとおり「高校卒業を控えた時期である2年前の1月から3月ごろ」と「成人式の1年半前である7月から9月ごろ」が人気の予約時期です。とくに2年前の1月から3月ごろが人気であり、多くの人が予約します。レンタルされた振袖が店に返却される時期でもあるため、現物を見て予約できることが理由だと考えられるでしょう。
成人式で着用する振袖を早めに準備するべき理由
何事も早めの準備が大切。そう思いつつも、早めの行動は難しいものです。振袖を早めに準備すべき理由を知り、ぎりぎりになって焦らないようにしましょう。
■豊富な種類のなかから振袖を選ぶことができるため
振袖を選ぶ店によって、振袖の数・種類・プランが異なります。振袖のデザイン選びにも時間がかかる傾向にありますが、予約プラン選びに時間がかかる人も多いようです。したがって、予想以上に時間がかかると思っておくとよいでしょう。人気のデザインを選べる意味でも、納得いくまで検討できるという意味でも、早めに行動するとよいといえます。
■振袖の仕立てに時間がかかるため
すでに仕立てられている振袖では問題ありませんが、とくに新作振袖や新品の振袖を着用する場合、仕立てに時間がかかります。一般的に2か月から4か月ほどかかるといわれているため、できるだけ早めに仕立てをすませると安心できるでしょう。
■和装小物の準備を行う必要があるため
和装小物の準備も忘れてはいけません。和装小物をレンタルする場合、とくに人気の小物は早期に予約が締め切られてしまいます。美容院でヘアセットの予約をする際に、和装小物の有無を聞かれる場合も少なくないため、早めに準備をしておくとスムーズです。
■成人式までに写真撮影を行うこともあるため
成人式当日は慌ただしいこともあり、前撮りを行う人も少なくありません。前撮りの予約も混雑しやすいため、早めに予約するとよいでしょう。希望の日に撮影をしたいのであれば、振袖の準備をあらかじめ済ませておくと、比較的融通がきくといえます。
2年半前ごろから成人式の準備を行う人も少なくありません。一生に一度の成人式だからこそ余裕をもって予約を行いたいものです。自分の好みの振袖を着るためにも、できる限り予約が混雑する前に予約完了している状態がベストともいえるでしょう。早めに予約をすれば早期予約特典といったサービスがあることも。計画的に準備をすすめ、満足のいく成人式を迎えてくださいね。