振袖に合わせる帯の種類と結び方をまとめてみた!
東京も含め成人式は大人への登竜門、大事な儀式です。振袖レンタルをする場合、帯の種類や価格の選び方も重要なので、久しぶりに会うお友達にも褒めてもらえるように覚えておきましょう。振袖の帯は沢山の種類があり、結び方も艶やかな感じから可愛らしい印象のものまで多彩です。よい想い出をいっぱい残せるように、準備の仕方をご紹介します。
東京の振袖レンタルでピッタリの帯選び
振袖レンタルで帯を選ぶときその種類は多く、迷ってしまうでしょう。それぞれ幅や長さが違い、格も異なってきます。振袖などお祝いのときに結ぶ帯は袋帯を選ぶのが一般的で、幅は31cm・長さが4m20cm以上あるのが正式のものになります。表と裏に模様があり、丸帯という種類を簡略かしたものです。
結ぶときもそれほど模様を気にしなくてもよいので難しくなく、初めて振袖レンタルで着る場合にも着やすいといえます。とくに裏地は無地や地紋になるよう仕立てられているので、軽くしなやかな特徴を持っています。丸帯は幅の広いものを縦2つ折り、真ん中に芯をいれて作られるので「袋帯」よりも重い特徴があります。
その分、着付けも少し慣れている必要があり、着物上級者に向いているのです。昔は一般的に使われていましたが、現代では花嫁衣裳や舞妓さんの衣装につけるものと思われていますが、非常に豪華絢爛な雰囲気になります。
成人式の帯選びでは柄も大切です
東京で成人式を迎える場合、柄にも注目しなくてはいけません。大人になったというお祝いなので、柄もおめでたいものを選びましょう。柄の種類には「六通柄」「お太鼓柄」「全通柄」があります。六通柄は胴に巻く部分に模様がなく、手前・前・垂れ(後ろ部分)に入っているタイプを呼びます。
ほとんどの袋帯がこのタイプになり、模様が全体の6割なので価格的にも購入し易いといえます。お太鼓柄は背側のお太鼓という結び方をしたときに模様が見えるタイプで、ポイント柄・とび柄とも呼ばれます。慣れていないと柄がきちんと正しい位置に置けないこともありますが、それだけに注意をすればよいので使いやすいともいえます。
全通柄は全体に模様が入ったタイプで、コスト的には掛かりますがさまざまな結び方が出来るので多様性もあり、体型がぽっちゃりした方でも余裕で締められます。振袖レンタルする場合、結び方に慣れていなくても使いやすいでしょう。
振袖レンタルの帯で結び方を工夫する
帯は色や模様でも印象が変わりますが、それだけではなく結び方でもガラリと雰囲気を変えることが可能です。かわいい柄の振袖レンタルの着物を選んだら、結び方にも若い女性の愛らしさを出したいでしょう。結び方の種類には「文庫結び」「二重太鼓結び」「立て矢結び」があります。
文庫結びは背後の結び目が水平になり、小さなリボンを思わせる江戸時代から武家の娘が締めた基本の帯結びです。二重太鼓はシンプルなお太鼓が横から見たときに二つ重なった結び方で、アレンジを加えることで華やかさを加えることも可能です。
立て矢は江戸時代に大奥で女中が締めていた結び方で、文庫にも似ていますが大きめに生地を残して羽を作る立て矢は、凛々しい印象を与えてくれます。羽は左に立て右側が下になるよう結び、矢を背負っているように見えることからこう呼ばれるようになりました。柔らかい素材にすることで、リボンのような可愛い感じにすることも出来ます。
東京の振袖レンタルで着物を選んだら、次は帯も着物に合わせて好みの色や柄を選んでいきましょう。柄と色によっても振袖を着た雰囲気が違ってくるので、振袖と合わせてみてください。時間はかかるかもしれませんが、あなたが「これだ」と思える1本に出会えるはずです。そして結び方も現代風に胡蝶の舞や花結びなどにチャレンジしてみましょう。